サプリメントと予防医学
昔の野菜や果物にはいろいろな栄養素がたくさん含まれていました。栄養分析表などに掲載されている食べ物の栄養価は、昔の物を基準にしています。しかし、大量に同じものが同じ畑などで栽培されるようになって、土壌が痩せてきたり、大気汚染などの環境汚染の影響で、野菜や果物の栄養価はどんどん下がってきています。
同じ野菜や果物の量を摂っても昔ほどに栄養は吸収できないのです。そういう現状を補足したり、あるいは偏食などによる不足している栄養素を補うためにサプリメントは販売、使用されてきました。
しかし、20世紀末頃から、テレビやマスメディアでいろいろな健康情報が紹介されるようになり健康への意識が高まりました。さらに、医療費、それに保険費の高まりが健康意識にさらに拍車をかけています。
国としても、保険体系を維持するすることからも、病気にならない、予防医学を提唱して、法整備や規制緩和を行った結果、健康食品関係は一大市場となってきたのです。なにより、病気にならない、健康な身体というのは一番の資産であり、人生をゆたかに楽しく生きるうえで欠かせない要素という意識が私たちの間に定着してきているのだと思います。
